青葉台旭のノートブック

水着姿のダーク・エルフ

久々に、ダーク・エルフのイラストを描きました。

イラストのタイトルは、

「水着のダークエルフ」

または、

「浜辺のキャンプ場へお泊まりデートに行って、バーベキュー・コンロの木炭に着火しようとするダーク・エルフ」

です。

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浜辺のキャンプ場へお泊まりデートに行って、バーベキュー・コンロの木炭に着火しようとするダーク・エルフ

ダーク・エルフの手のひらは、白い。

これは、日本の漫画家・アニメーター・イラストレーターの皆さんが、うっかり見落としがちなポイントだと思います。

ダーク・エルフの手のひらと足のうらは、白いです。

手の甲側と手のひら側で、けっこうクッキリと2色に分かれています。

私たち東アジア系とよばれる種族も、日焼けをすると、腕の外側(手の甲側)と内側(手のひら側)で肌の色に差が出る事は、皆さんもご存知かと思います。

おそらくヒューマノイド系種族共通の特質なのでしょう。

ダーク・エルフの場合、その特質が我々東アジア系より極端に表れます。

これから漫画やアニメ、イラストなどにおけるダーク・エルフへの需要は高まって行くと思います。

ダーク・エルフの手のひらと手の甲を1色で塗ってしまうというミスは、避けたい物です。

ダークエルフの縮毛(しゅくもう)について

諸説あるとは思いますが、今のところ私は、ダーク・エルフの髪を縮毛(しゅくもう)で表現しようと思っています。

いわゆるストレート・パーマや縮毛矯正などの技術を使わず縮毛をそのままにして、いかに可愛らしさやキュートさ……単刀直入に言ってしまえば「萌え」を表現するか?
これが、なかなか難しい。

今回は、 エスパー魔美というかミンキーモモというか、彼女たちのような髪の毛が横に広がっているイメージにしました。

しかし、我ながら「これが決定版」とは言いづらいです。

質感に関しては、漫画やイラストであればペンのタッチで表現可能だと思います。
アニメの場合は、輪郭線とフラットな塗りだけで表現するのは難しいかもしれません。

イラストにおける縮毛表現に関しては、やはり質感よりも「いかに可愛らしい髪型を発明するか」が問題の本丸でしょう。
つまり、カッティングの問題と言えましょうか。

日本の美容師の技術レベルは世界的にも最高クラスだと聞いたことがあります。
もし「縮毛の人に似合う可愛い(=萌える)髪型」を発明できたら、ハリウッドで億万長者になれるような気がします。
美容師の皆さん、挑戦してみては如何(いかが)でしょうか。

現実世界の話は、さておき。
「鉄腕アトム」や「明日のジョー」の例を出すまでもなく、漫画やイラストであれば非現実的な髪型であっても表現可能です。
そういう意味では、可愛い髪型への自由度は高い……はずなのですが、縮毛ベースの可愛い髪型は、けっこう難しい。

課題としては、

  1. 頭皮に対して垂直に立ちあがろうとする力が強い。すなわち重力に逆らって上へ上へ伸びようとする力が強い。
  2. ボリューム感が、非常に大きい。
  3. 絶対的なボリュームもさることながら、その重心が、かなり高い位置になってしまう。
  4. 前髪の処理をどうするか?

といった所でしょうか。

個人的には「三つ編み」が突破口になるのではないかと思っています。
三つ編みは重さがありますから、髪の毛の重心をグッと下へ持って行くことが可能です。
しかし一方、全てを三つ編みにしてしまうと、今度は逆に重すぎて頭頂部のボリューム不足が生じてしまう。
自然な流れを演出するカットと、重心を下げる三つ編み……その両者をバランスさせたハイブリッド方式に光明があるような気がします。

今後は、そのあたりの可能性をさぐって行こうと思っています。

水着姿のダーク・エルフに関して

今回、初めて水着姿のダーク・エルフを描いてみました。

気づいたことが2点ありましたので、皆さんと共有したい。

その1、ダーク・エルフにはオレンジ色の水着が似合う

「似合う・似合わない」は個人の主観による所も大きですが、ダーク・エルフの水着として最も似合う色はオレンジ色だと思います。
次点は黄色でしょうか。
寒色系は、あまり似合わないような気がします。

その2、ムチムチ感

線画の時点では可成(かな)り細身に描いたつもりでも、ダーク・エルフに色を乗せていくと、どういうわけかムチムチした感じになります。

ハイライト部とシャドウ部のコントラストが関係しているのでしょうか?

私はムチムチが好きなので問題ありません。
若いときからムチムチ派でしたが、年齢を重ねるにつれて、ますますムチムチの良さが身に染(し)みるようになりました。

では、また。
ご機嫌よろしゅう。

2023-11-11 14:32