映画「ダーク・アンド・ウィケッド」を観た
映画「ダーク・アンド・ウィケッド」を観た
U-NEXT にて。
脚本 ブライアン・ベルティノ
監督 ブライアン・ベルティノ
出演 マリン・アイアランド 他
ネタバレ注意
この記事にはネタバレが含まれます。
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ひとこと感想
タイトルは「闇と邪悪」という意味か。
ひとことで言うと「呪怨」みたいな物語だった。
父親が寝たきり状態になり、彼を一人で看病している母親に会うため、久しぶりに実家に帰ってみたら、実家が呪われていた。
家に足を踏み入れた者は、それだけで理由もなく呪われて、やがて悲惨な死を遂げる。
ひとたび家に入った者は、たとえ家から遠く離れた場所へ逃げても呪い殺される。
「家を訪れる」というだけで呪われる。それ以外に呪われる理由が無い。理由がないから逃れる術(すべ)も無い。
という物語だった。
家の中心には寝たきりの父親が居る。
寝たきりで意識も無いから、彼は何もしない。何も喋(しゃべ)らない。
何もしない何も喋らない寝たきりの父親は、ただ存在するだけで主人公たちの精神を削っていく。
若者にとっては、老いた者の存在それ自体が呪いであり穢れである。
2022-04-03
12:06