ジャッロについて
数日前の映画感想記事で、私は『ジャッロ』というジャンルに属する2つの映画作品を褒めちぎった。
ちょっと反省した。
『ジャッロ』とはイタリア語で「黄色」の事だ。
かつてイタリアで販売されていた悪趣味で刺激の強いスリラー小説を、その表紙の色に因(ちな)んで『ジャッロ=黄表紙』と呼んだ。
転じて、イタリア産の、やはり悪趣味で刺激の強いスリラー映画も「ジャッロ映画」と呼ぶようになった。
江戸川乱歩の通俗エロ・グロ作品がそうであるように、イタリアン・ジャッロも基本的にはB級ジャンク作品である。
ストーリーはご都合主義だし、俳優の演技は大味だ。
その点は承知の上で、鑑賞されたい。
以下、余談。
それにしても何で、ジャッロ映画って、あんなに口の動きと音声(セリフ)がズレているんだろう?
アフレコにしたって、もう少しちゃんとやれば良いのにと思ってしまう。
2021-10-07
08:28