青葉台旭のノートブック

「シェルター 終末の殺人」を読んだ

「シェルター 終末の殺人」を読んだ

作 三津田信三

ネタバレ注意

この記事にはネタバレが含まれます。

この記事にはネタバレが含まれます。

この記事にはネタバレが含まれます。

この記事にはネタバレが含まれます。

この記事にはネタバレが含まれます。

ひとこと感想

核シェルターという閉鎖空間に閉じ込められた数人の男女が、1人また1人と殺されていく物語。

ラストのオチを気に入るか否かで、評価が分かれるだろう。
私は、わりと好きだ。

よく似たコンセプトの映画がハリウッドにもある。「I」から始まるタイトルの映画だ。
核シェルターではなく、嵐のモーテルに数人の男女が閉じ込められる話だった。
私は、その作品も好きだ。

私の中に「ここではない何処(どこ)かへ行きたい」という強い願望があって、それが小説や映画の趣味に強く反映しているのだろうと思う。

絶海の孤島や、吹雪の山荘、核シェルターなどの閉鎖空間も、世界から切り取られた「異世界」だ。

もちろん、私の中にある「異世界へ行きたい」という願望は、厳密に言えば「行ったような気分を味わいたい」という意味であって、本当に行きたい訳じゃない。と、思う。

2023-02-22 02:33