青葉台旭のノートブック

映画「シグナル」を観た

U-NEXT にて。

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脚本 ウィリアム・ユーバンク、カーライル・ユーバンク、デヴィッド・フリガリオ
監督 ウィリアム・ユーバンク
出演 ブレントン・スウェイツ 他

ネタバレ注意

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ひとこと感想

ハリウッドの基準で言えば、低予算映画の部類に入ると思う。

あまり期待し過ぎるのは禁物だが、個人的には割と楽しめた。

ジャンルがころころ変わる。

  1. 女1人・男2人の大学生3人組が、アメリカ東海岸のボストンから西海岸を目指す、という青春ロード・ムービーで始まり、
  2. 突然エイリアン・アブダクションものに変わり、
  3. 秘密の医療隔離施設からの脱出劇になり、
  4. 「スキャナーズ」や「アキラ」のような、軍の人体実験によって超能力を与えられた若者たちの物語が突然はじまり、
  5. 最後は、1980年代〜1990年代の日本のアニメやハリウッドSFで観たことのあるオチがつく。

と、ジャンルがどんどん変わっていく。

幕の内弁当のような映画だ。

盛りだくさんなのは良いが、欲ばり過ぎて、とっ散らかってしまった印象。

「アキラ」の大佐に相当する役どころとして、ローレンス・フィッシュバーンが登場する。

「もしも俺が実写版『アキラ』の監督に抜擢されたら、大佐役はローレンスにするぜ! ぴったりだろ!」

という監督の心の声が聞こえて来そうで、おもわず微笑んでしまった。

「俺は、1980年代〜90年代の日本のSFアニメやハリウッドSF映画が大好きなんじゃ〜」

という監督の心の声が聞こえて来るような映画だった。

2023-02-21 23:23