青葉台旭のノートブック

映画「遊星王子2021」を観た

映画「遊星王子2021」を観た

U-NEXT にて。

Amazon のページ

脚本 木川明彦、河崎実
監督 河崎実
出演 日向野祥 他

ひとこと感想

いつも通りのコメディ仕立てだが、残念ながら余り笑えなかった。
河崎実らしいパワーが足りないと思った。

河崎実の次回作を観るかどうかと聞かれれば、観るかも知れないし、観ないかも知れない。
気が向いたら観るかも知れない。

画質に関して

ひと昔まえの低予算ビデオ作品に比べ、素晴らしく画質が良い。
画質が良いぶん、観やすい。

昔の低予算Vシネマは、『V』の文字通り、ビデオで撮影されていた。
アナログ時代のビデオは画質が安っぽかった。
フィルムで撮影された劇場長編映画との間に明らかな差があった。

21世紀に入り、デジタル技術の著しい進歩と大衆化が、あらゆる場所でゲームのルールを変えていった。

もはや単純な画質に関してはA級もB級も差が無いんだなと、この映画を観て思った。

予算何十億円の劇場長編映画もデジタル4K撮影、高校生の携帯電話もデジタル4K撮影の時代だ。

夜空に関して

屋上のシーンで驚いた。
バックの夜空が実写ではなく作り物だった。

映画制作において、作り物の背景(セット、マット画、etc)は『豊さの指標』だ。
どれだけ潤沢な予算で映画が作られているかを測る指標。
技術的な豊かさと資金的な豊かさがあって初めて許される贅沢。
少し前までは、そうだった。

デジタル技術の進歩によって本作品みたいな低予算映画でも、わざわざ背景の空を作り起こせるようになったのか?

あの屋上シーンは、屋内スタジオのセットだろうか?

駐車場みたいな屋外のシーンも、空が実写ではなく作り物だった。
あれはどうやって撮影・合成したのだろうか?

VTUBERの名前を思いついた

すげぇキャッチーなVTUBERの芸名を思いついた!

はるか宇宙の彼方、砂の惑星デューンからやってきた遊星王子、その名は……

『ティモ・C・打留屯』

如何だろう?

2022-03-29 03:47