青葉台旭のノートブック

わずかながら寄付金を振り込んだ。

どの団体へ振り込むかで少し悩んだ。

怪しげな団体には振り込みたくない。

ネットで検索すると、上位に『UNHCR』と『UNICEF』が並ぶ。

頭文字に『UN』と付く組織は余り信用できない。

いつまで経っても国連が『関ヶ原の勝ち組連合』である事に変わりなく、しょせん関ヶ原の負け組である我々は、どれだけ負担金を積んだところで永遠に外様大名のままだろう。

そういう『そもそも論』をいったん脇に置いたとしても、今の国連は官僚主義の病に冒され満足に機能していないように見える。
この巨大官僚機構は創設８０年近くになる老体だ。制度疲労により限界が来ていたとしても不思議じゃない。

しかし、今はそんな事を言っている場合でもない。
どんなに古く劣化していようとも、他に実効性のある全世界的な枠組みが存在しないのだから、これに頼るしか無いだろう。

寄付といえば、封筒に入れた現金を在日大使館へ持って行って職員に手渡ししたり、玄関先に花束を置いていく人々が居るらしい。
気持ちは分かるが、戦時下の大使館に対して余計な手間をかけさせるべきではない。

支援をしたければクレジットカード、ネット、コンビニや銀行などの振り込みで済ませるべきだ。