青葉台旭のノートブック

「バジリスク 寄生生物」を読んだ

「バジリスク 寄生生物」を読んだ

作 椙本孝思

角川ホラー文庫の一冊だが、ホラーというよりは一種のスーパーヒーロー物。

表現がグロテスクかつエロい。
そういう意味では菊地秀行や夢枕獏のような80年代の伝奇バイオレンスにも近い。
ただし文体は、菊池や夢枕よりも大分(だいぶ)ポップというか現代ラノベ的。

連作短編集だが、ちょっと展開がワンパターンか。

2021-11-16 17:44