青葉台旭のノートブック

ロバート・マッキー「ストーリー」を読んだ

著 ロバート・マッキー
訳 越前敏弥

ひとこと感想

この手の脚本術・創作術の指南書は、一種の自己啓発本として読むのが正しい。
読み終わると「よし、俺も創作するぞ!」という気持ちが高揚する。
その気持ちの高ぶりこそが、この手の本を読んで得られる最大の利益だろう。

もちろん、個々のトピックを読めば「なるほど!」と思うこともあるし、「これはイマイチ賛成できないな」と思うこともある。
当然だ。人それぞれ固有のスタイルがあるから。

煮詰まった時、自分の頭の中に別の風を吹かすという使い方は有効だろう。

まずは一読し、それから本棚に置いて、何かの参考を自分自身が欲していると感じた時に開く。
こういう使い方が良いと思う。

2021-10-05 08:24