青葉台旭のノートブック

日記のような小説、小説のような日記

日記のような小説、小説のような日記

11月14日(土)

夕方、買い物に出かけて、せんべい、クッキー、おでん種、牛乳、コーラの1.5Lを買った。
家に帰ってから、コーヒーを買い忘れた事に気づいた。

iPadの電源を切って、納戸に仕舞った。
今までは、枕元に置いていた。
朝、目覚めて最初にする事は、iPadを起動してウェブを閲覧する事だった。
最近、目が渇いて疲れるようになった。
それで、思い切って『iPad断ち』をする事にした。

今日、缶ビールの500mlを4本飲んだ。
『iPad断ち』を決めたので、この際だからアルコールも断つことにしよう。
宴会などに呼ばれた時は、場を白けさせるわけにもいかないので今まで通り酒を飲むことにして、それ以外の日は、酒を絶ってみよう。

欲しいもの

腕時計。
高過ぎず、安過ぎず、毎日使えて、所有する満足感もある実用的な機械式時計。

カメラ。
望遠レンズを付けても手頃な大きさに収まるもの。
フィルムをデジタル・デュプリケートできるように、マクロレンズも欲しい。

万年筆。
スポイトでインクを注入できるもの。
フロー重視の、ヌルヌルとした描き心地のもの。

デスクトップ・パソコン
ARM版のiMac待ちか。

ノート・パソコン
12インチのARM版Macbook待ちか。
最近は、Windowsのコマンドライン環境も良くなっていると聞くので、Windowsノートでも良いのだが、問題はUS配列のキーボードで小型軽量ノートがあるかどうか。
処理速度は、そんなに速くなくても良い。

あるいは逆に、32GBメモリの高性能ARM版MacbookPro13インチが出るのを待って、モニターに繋げて、デスクトップ/モバイル兼用にするか。

Kindle
そろそろ処理が重くなってきた。
一番高性能なやつの重量は、どれくらいだろうか。
布団の中で読書をするのが苦にならない重さだといいのだが。

自動車
自動車を買って、日本全国の田舎町を旅して巡りたい。
大き過ぎたり、高性能過ぎる自動車は必要ない。
細い田舎道や山道にも気兼ねなく入っていける小さなオープンカーが欲しい。
できれば4座が良い。
助手席の背もたれを倒し、仮眠を取れるくらいのスペースが後ろにあると良い。

MacOS Big Surについて

Apple信者と呼ばれる種族がいて、彼らはAppleが新商品を出すたびに大騒ぎをする。
その騒ぎ方は、大体2つの類型に分けられる。
ひとつは「やっぱAppleすげぇよ」と大絶賛して、はしゃぐ。
もうひとつは「こんなダメな商品を出すなんて、Appleも落ちぶれたものだ」と嘆く。

特段、私はApple信者というわけでもない。MacとiPadは好んで使っているが、iPhoneは持っていないし興味もない。

そんな私が、今回めでたくバージョン11になったMacOS Big Surに関して、ひとこと言うとすれば「アイコンの角を丸め過ぎだし、キャンディーカラーを使い過ぎだ」
CPUがARMになったのを機に、iOSと統一したいというのは分かるのだが。

「釣り合いは大事よ」

少し前、ある女性にアドバイスされた。
「結婚するなら、釣り合いは大事よ、釣り合いは大事」と。
「釣り合いは大事よ、釣り合いは大事」と2回繰り返して言った、その言い方にとても実感がこもっていて、少し心を動かされた。

「釣り合い」というのは、別の言い方をすると「結婚する男女の社会的・経済的階層が近い」ということだろう。

平等であることを何よりも尊ぶ民主主義のご時世にあって、「結婚には釣り合いが大事」と聞いて気色ばむ人も居るに違いない。

しかし私は、この言葉にも幾らかの真実が含まれていると思った。
いや「真実」というのは言い過ぎかも知れないが、少なくとも心に留める価値は充分にある「経験則」だと思った。

結婚して長い年月を共に過ごすためには、ある程度『価値観』が近いというのは大事だろう。
ある人物の価値観と、その人が所属する社会グループの間に一定の関連性があるというのも、確率的には間違っていないと思う。

卵が先か鶏が先か……生まれ育った社会グループに影響を受けて人の価値観が決まるのか、それとも自分の価値観に合わせて所属する社会グループを自ら選ぶのかは分からない。

もちろん、これらはあくまで経験則であり確率的に正しいという程度のもので、常に100%正しいという訳でもないだろうとは思う。

(2020年)

2020-11-15 10:26