「SNS」の日本語訳は「出会い系サイト」でOK?
最近、私なりにSNSなるものを研究している訳だが。
現時点で、私なりに要約すると、SNSの機能は以下の3つになると思う。
- インターネット空間から条件に合った人を探して知り合いになる。
例えば「趣味が同じ人」「住んでいる場所が近い人」「高校時代の同級生で今は連絡先が分からない人」など。 - 既に知り合っている人たち(個人、グループ)と、文書や画像、動画など、情報のやりとりをする。
- 知り合いたくない人とのやりとりを制限あるいは遮断する。
要約すると「出会いの演出」「出会ってからのやりとりの演出」「出会いたくない人をブロック」の三つだ。
さらに要約するとSNSとは「出会い」と「出会ってからの情報のやりとり」を助けるネット・サービスがSNSという事になる。
さらにさらに要約すると「『出会って会話する』会員制サイト」という事になる。
念のために言っておくが、性的関係が主目的の「いわゆる出会い系サイト」の事(だけ)を言っているのではない。記事のタイトルは単なる洒落だ。
フェイスブックを始めとする多くの「健全な」ウェブサービスも、要約して突き詰めていくと、その機能は「出会う・会話する(会員同士で情報のやりとりをする)」である、という事だ。
であれば、各々のSNSにとって腕の見せ所は「誰と、どのようにして出会うのか」「出会った後のやりとりは、どのようにして行うのか」この二つの演出のしかた、という事になるだろう。
2015-10-26
20:36