映画「浅草キッド」を観た
映画「浅草キッド」を観た
脚本 劇団ひとり
監督 劇団ひとり
出演 大泉洋 他
ひとこと感想
意図する・意図しないに関わらず、この手の成功物語には、必ず残酷な対比が描かれる。
- 成功した主人公
- それ以外の(成功しなかった)人々
の対比だ。
加えて本作品には、もう一つの残酷な対比、
- 斜陽・没落した業界を捨て、新しい世界へ旅立つ若者
- 斜陽・没落した業界だと分かっていながら、それでも残った年配者
が描かれていた。
1番目の残酷さが個人の努力や才能の問題だとすると、2番目の残酷さは個々の努力や才能ではどうしようもない『時代の変化』の問題という事だろう。
漫才ブームの頃、イギリスでは「Video kills radio star」という歌がヒットしていた。
それも、もう40年前の話か。
2021-12-11
06:34