青葉台旭のノートブック

映画『禁断の惑星』を観た。

映画『禁断の惑星』を観た。

DVDにて。

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脚本 シリル・ヒューム
監督 フレッド・マクラウド・ウィルコックス
出演 レスリー・ニールセン 他

ひとこと感想です。

ネタバレ注意

この記事には『禁断の惑星』および『伝説巨人イデオン』のネタバレが含まれます。

ネタバレ防止の余談

私は、この映画のDVDを所有している。

もちろん、これが初見ではない。

三度目か四度目の再視聴だと思う。

レスリー・ニールセンは後年『裸の銃を持つ男』で主演を務める。

あらためて、そういう目でこの『禁断の惑星』を観ると、確かに『裸の銃〜』に出ていたレスリー・ニールセンの面影がある。(あるいは『禁断の惑星』に出演した若き日の面影が、『裸の銃〜』の頃の老いたニールセンにもある、というべきか)

一度そういう風に思ってしまうと、『裸の銃〜』のニールセン(おじいちゃんバージョン)の顔芸が脳裏にチラついて、なかなか『禁断の惑星』のシリアス・ドラマに集中できず、困った。

以上、ネタバレ防止の雑談でした。

以下、ネタバレ。

ひとこと感想……うかつだった。

今回あらためて観て、これがアニメ『伝説巨人イデオン』の元ネタだった事に気づいた。

  • 地球から遥か遠く離れた惑星で発見された、古代文明人の遺跡。
  • 彼らは優れた科学文明を持ちながら、ある時、忽然と姿を消してしまった。
  • 遺跡から発掘されたエネルギー増幅装置を人間の頭脳に使用すると知能が飛躍的に向上する。
  • しかしそれは同時に人間の潜在意識をも増幅し、エネルギーに変換してしまう。
  • 何千人、何万人もの古代人たちがその装置を使い、彼らの集合無意識が合一して生まれた巨大なエネルギーが古代人自身の制御を離れて暴走したため、古代文明は滅亡した。
  • その、増幅され合一した何万人もの古代人の集合的無意識エネルギーを『イド』と呼ぶ。

まあ、ほぼ『イデオン』の基本設定やね。

そんな事を思いながら日本版Wikipediaの『禁断の惑星』の項目をつらつら読んでいると、下の方に『伝説巨人イデオン』へのリンクがあった。

試しに『禁断の惑星 イデオン』とgoogle 検索に掛けてみた結果、どうやら『禁断の惑星』が『イデオン』の元ネタである事は、その界隈では今さら指摘するのも恥ずかしいくらい初歩の初歩、基本中の基本、常識中の常識であるらしい。

うかつだった……

ま、人生、何歳になっても勉強やね。

2021-02-05 09:48