青葉台旭のノートブック

映画「こわい童謡・表」「こわい童謡・裏」を観た。

こわい童謡・表
監督　福谷修
主演　多部未華子

こわい童謡・裏
監督　福谷修 主演　安めぐみ

わりと面白かった。
表と裏の二部構成で、同じ題材をあつかいながら一部と二部で全く違うアプローチなのが良い。

ただし（全員とは言わないが）ほとんどの出演者の芝居が臭すぎて見ていられなかった。
どうにかならなかったものか・・ それは出演者だけの責任ではなく、演出や脚本の責任もあるだろう。
たとえば、安めぐみは不必要に目をキョロキョロさせ過ぎだが、あれを注意する者は居なかっただろうか。
またセリフの言葉づかいが、いちいち芝居がかっているのも気になった。

それと（これは比較的予算の潤沢なハリウッドでも、しばしばあるが）不気味な効果音というと、 すぐに、ありがちな「ネチョネチョ、クチャクチャ」という粘っこい効果音を使うのは、いかがなものか。
あの音だけで、すでにオモチャっぽい。