映画『禁断の惑星』を観た。 DVDにて。 [Amazonのページ](https://www.amazon.co.jp/dp/B00DJBZM9Q) 脚本 シリル・ヒューム
監督 フレッド・マクラウド・ウィルコックス
出演 レスリー・ニールセン 他 ひとこと感想です。 ### ネタバレ注意 この記事には『禁断の惑星』および『伝説巨人イデオン』のネタバレが含まれます。 ### ネタバレ防止の余談 私は、この映画のDVDを所有している。 もちろん、これが初見ではない。 三度目か四度目の再視聴だと思う。 レスリー・ニールセンは後年『裸の銃を持つ男』で主演を務める。 あらためて、そういう目でこの『禁断の惑星』を観ると、確かに『裸の銃〜』に出ていたレスリー・ニールセンの面影がある。(あるいは『禁断の惑星』に出演した若き日の面影が、『裸の銃〜』の頃の老いたニールセンにもある、というべきか) 一度そういう風に思ってしまうと、『裸の銃〜』のニールセン(おじいちゃんバージョン)の顔芸が脳裏にチラついて、なかなか『禁断の惑星』のシリアス・ドラマに集中できず、困った。 以上、ネタバレ防止の雑談でした。 以下、ネタバレ。 ### ひとこと感想……うかつだった。 今回あらためて観て、これがアニメ『伝説巨人イデオン』の元ネタだった事に気づいた。 - 地球から遥か遠く離れた惑星で発見された、古代文明人の遺跡。 - 彼らは優れた科学文明を持ちながら、ある時、忽然と姿を消してしまった。 - 遺跡から発掘されたエネルギー増幅装置を人間の頭脳に使用すると知能が飛躍的に向上する。 - しかしそれは同時に人間の潜在意識をも増幅し、エネルギーに変換してしまう。 - 何千人、何万人もの古代人たちがその装置を使い、彼らの集合無意識が合一して生まれた巨大なエネルギーが古代人自身の制御を離れて暴走したため、古代文明は滅亡した。 - その、増幅され合一した何万人もの古代人の集合的無意識エネルギーを『イド』と呼ぶ。 まあ、ほぼ『イデオン』の基本設定やね。 そんな事を思いながら日本版Wikipediaの『禁断の惑星』の項目をつらつら読んでいると、下の方に『伝説巨人イデオン』へのリンクがあった。 試しに『禁断の惑星 イデオン』とgoogle 検索に掛けてみた結果、どうやら『禁断の惑星』が『イデオン』の元ネタである事は、その界隈では今さら指摘するのも恥ずかしいくらい初歩の初歩、基本中の基本、常識中の常識であるらしい。 うかつだった…… ま、人生、何歳になっても勉強やね。 ___Aobadai Akira___ date: 2021-2-5 time: 9:48 category: 映画を観た ひとこと感想/映画