2014年アメリカ版「ゴジラ」の感想。
google play にて再視聴。
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2015/02/25
- メディア: Blu-ray
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あらためて、2014年版アメリカ製ゴジラを再視聴した。いわゆる「ギャレ・ゴジ」という奴だ。
あらすじ。
1999年。フィリピンの鉱山で、放射能を帯びた謎の巨大生物の骨が見つかった。
鉱山の地下空間を調査した芹沢博士は、そこで巨大生物の卵を見つける。卵は二つあり、そのうちの一つは既に孵化した後で、卵から生まれた生物が穴を掘って地上へ出て、海へ逃げた痕跡が見つかった。
それから数日後、日本の富士山の麓にある町ジャンジラの原子力発電所では、周期的に発する謎の微振動が記録されていた。
発電所に勤務するアメリカ人のジョーは、同じく発電所に勤務する妻に、原子炉の様子を見て来るように頼む。
ジョーの妻が原子炉の点検をしている最中、突然、謎の地震が発電所を襲い、そのショックで原子炉が暴走してしまう。
本題に入る前に。
映画の中で、ジョーが原子炉の隔壁を閉めないで奥さんを待っている時、指令室からインターホンで「早く閉鎖しないと町が危険だ」という指示がある。(日本語字幕では、こう表示される)
わたしの耳には「close the door, うんたらかんたら or whole the city is exposed」と聞こえた。これは「ドアを閉めろ、街中が被ばくするぞ」だろう。
ハリウッドのアクション映画を観ていて時々思うのは、核とか放射能に対する無神経さ、である。
われわれ日本人からすると「それは無いだろう」という描写をアチラの人たちは平気でする事がある。
しかし、だからと言って、そういう外国映画における無神経な原子力描写をわざわざ字幕で隠すのは、いかがなものか。
外国人は、われわれ日本人ほどには「核」「放射能」と言うものに対して神経質では無い、という現実もふくめて、正直に字幕にするべきではないだろうか。
字幕をマイルドな表現に変えることで、そういう現実から目をそらさせるというのは、いかがなものか。
話がそれた。
このアメリカ版ゴジラは、映画として面白かっただろうか?
ネタバレ。
以下のリンクにネタバレ感想があります。
http://aobadai-akira-2.hatenablog.com/entry/2016/07/27/134530