青葉台旭のノートブック

dtvで「アイム・ノット・シリアルキラー」を観た。

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監督 ビリー・オブライエン
出演 マックス・レコーズ 他

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5回書いたからセーフ。

ひとこと感想

最近のエンターテイメント映画は矢鱈(やたら)とカメラを動かし鬼面人を威そうとする傾向にある。
しかしケレン味に頼り過ぎる映像は、どうにも演出家のドヤ顏が透けて見えてしまい、かえって鑑賞中に冷めてしまうことも多い。

この映画のカメラワークは余計な演出が無く、静かで、好感が持てる。
1970年代のメリカン・ニューシネマのようだ。
画面の質感も古めのフイルムのような感じなのだが、実際フイルムで撮影したのだろうか? 最近のデジタル技術は発達しているのでそういうデジタル・エフェクトをかけているだけなのかもしれない。本当のところは分からない。

敵のヨボヨボ爺さんは「バック・トゥー・ザ・フューチャー」のクリストファー・ロイドか。
さすがにヨボヨボ演技もエイリアン演技も両方とも迫力がある。
若い頃から爺さん役・歳をとっても爺さん役という、笠智衆とか天本英世とかと同じ永遠の爺さんキャラだな。

エイリアン連続殺人鬼の爺さんが最後に「妻を頼む」と言って死ぬクライマックスは中々しんみりさせられる良いシーンだ。

主人公の少年は「かいじゅうたちのいるところ」の主演と同じ役者らしいが、さすがに演技が上手だった。
先天的なソシオパス気質で、ちょっとしたことで「あちら側」に行ってしまいそうになる自分を必死に抑えているというキャラ設定だが、その危うい感じが良く出ていた。

葬儀屋を営む母を手伝って、主人公がピンク色の液体を死体の血管に流し込むシーンがある。
機械のロゴマークを調べてみたら、これは「エンバーミング」と呼ばれる防腐処理に使うポンプで、ピンクの液体は防腐剤のホルムアルデヒド(=ホルマリン液)らしい。
死体の一部を僅かに切り開いて、動脈にポンプを繋ぎ、静脈にホースを繋いだ後、心臓の鼓動のようにポンプを動かしてホルマリンを体内に流し込む。
すると、その圧力で静脈から血液が押し出されて体外へ排出される。
全身の血液をホルマリン液に置き換えることで、死体は腐敗しなくなる……という事らしい。
防腐剤がピンク色に着色されているのは、死体の肌に赤みを帯びさせて生前のような健康的な顔色にするためだろう。

キリスト教徒が多く土葬中心の欧米らしい描写だが、われわれ日本人には馴染みがなく分かりづらかった。

結論。

良い映画でした。私は個人的には、こういう映画は好みです。

2018-11-06 16:16