青葉台旭のノートブック

「旅もの」の勉強をしている。

私は「小説家になろう」と「カクヨム」というウェブ小説投稿サイトに、自作の小説を投稿している。

ちょっと前まで「変身ヒーローもの」を書こうと思って勉強していたのだが、急に「旅もの」を書きたくなって、ついうっかり、そっちの勉強を始めてしまった。

どうして急に「旅もの」を書きたくなったかというと、うっかりバンダイ・チャンネルで「銀河漂流バイファム」を観てしまったからだ。

さらに、何を思ったか、うっかり児童文学「ニルスの不思議な旅」を読み始めてしまった。

うぉぉー旅してぇぇぇ!

宇宙船に乗ってラップランド目指してぇぇぇ!

……というわけで、取りあえず「変身ヒーローもの」はお預けにして「旅もの」を書きます。

この時代のサインライズ・アニメには「十五少年漂流記」ベースの話が多い。

とりあえず、バイファムを視聴しつつウィキペディアで調べると、本作が実は「機動戦士ガンダム」用に作られた企画書を流用した物語であると記されている。

そして、それがジュール・ベルヌの「二年の休暇」(いわゆる十五少年漂流記)からの着想であることもウィキペディアに書かれていた。

……なるほど……少年達が宇宙船に乗って漂流するストーリーは、確かに十五少年漂流記っぽい。

さらにウィキペディアからの引用になるが、後年のサンライズ・アニメ「蒼き流星SPTレイズナー」や「無限のリヴァイアス」なども、この「十五少年漂流記」ベースのプロットが用いられているようだ。

そういえば「伝説巨人イデオン」なども物語の始まりは同じだな。

つまり、物語の導入部が

  1. 宇宙開拓時代、人類は宇宙空間あるいは他の惑星に植民地(=コロニー)を建設し、移住している。
  2. そこへ突然、敵が襲来する。
  3. 少年達は、敵の攻撃から逃れるため、宇宙船に乗って母なる地球を目指す。

という形だ。

もう、これ「サンライズ・ロボット・アニメ型プロット」と名付けても良いくらいだ。

そこで、久しぶりにテレビ版「機動戦士ガンダム」の第1話を改めて観た。

……いや、凄かった。

もの凄い緊張感だった。

バイファムのファンには申し訳ないが、バイファム第1話を観た後だっただけに、そして、前述した通り、バイファムもガンダムも第1話のプロットは「サンライズ・テンプレ」であり、話の展開は全く同じと言っても良いくらい似ているだけに、両者の演出力の「格の違い」を見せつけられてしまった。

ガンダム第1話の息が詰まるような緊張感に比べると、バイファムの第1話は、ちょっと「ゆるい」

もう少し「旅もの」ジャンルに関して勉強してみます。

観たり読んだりしたものに影響され過ぎだと、我ながら反省しつつ。

2018-02-06 11:35