青葉台旭のノートブック

小説「スラッシャー 廃園の殺人」を読んだ。

小説「スラッシャー 廃園の殺人」を読んだ。
三津田信三、作。
気楽に読めて普通に楽しめた。
そもそもスラッシャー映画などというものは何も期待せずに何となく観て、ちょっと癒されて直に忘れるのが良い。 フラッと入ってクイッとやってサッと出る駅前の一杯飲み屋のようなものだ。(ただし悪魔のいけにえは別格)
そういう意味でも「スラッシャー映画の小説版」という作者の意図は成功しているか。
ただし、金持ちが金に糸目を付けずに作った庭園という、パノラマ島的な舞台が文章では分かりにくかった。
スラッシャー映画は分かりやすくてなんぼだと思う。
それと最後のオチだが、予想は付かなかったが、とくに感慨も無かった。
「ああ、例のあのタイプね……」という感じか。まあ、スラッシャー映画の小説版なら、トリックやオチにこだわる必要も無い。

2017-05-18 09:17