短編集「火のないところに煙は」を読んだ。 作 芦沢央 [amazonの紹介ページ](https://www.amazon.co.jp/dp/B07FVNP1R7) ### ネタバレ注意 この記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。 この記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。 この記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。 この記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。 この記事にはネタバレが含まれます。ご注意ください。 5回書いたからセーフ。 ### ひとこと感想 鈴木光司の『リング』以降、犯人・被害者・探偵という推理小説の枠組みをホラーに置き換え、まるで犯罪のトリックを捜査して解き明かし犯人を暴くように、主人公たちが『呪い』の仕組みを探求してその元凶に迫り、呪いを解こうとする、という話運びのホラー小説が増えた。 しかし、私の読書の範囲では、本家『リング』を超えたホラー小説はいまだに存在しない。 本作品も『怪異を解き明かす』という理性的な部分が前に出過ぎていて、そのぶん『恐怖』が後退してしまっているように感じる。 ___Aobadai Akira___ date: 2018-8-29 time: 13:04 category: 本を読んだ ひとこと感想/本